
安定性を考えて、
アイシン化工を選びました。
私が就職活動をしていた時は、リーマンショックや東日本大震災の影響で、多くの企業の売上高が大幅にダウンしたり、赤字になっていました。そんな中でも売上高を大きく落とさず、黒字を維持していた当社の安定性に魅力を感じて入社を決めました。また、自動車部品という今後も需要が無くならない製品を取り扱っている点も大きなポイントでした。もちろん、大学で学んだことを活かせることも選択理由の一つ。化学の基礎や考え方は、現在の仕事でも活かせています。
現在は、海外向け製品の開発と、技術供与先対応の2つの業務を担当しています。海外向け製品の開発では、石跳ねに対する防錆、防音などの目的で自動車のホイルハウスの内側などに塗装されるアンダーコートの開発を行っています。焼付け硬化により性能を確保する従来品に対し、常温乾燥での硬化を可能にすることで、様々なライン条件に対応できるようにすること、エネルギーコストを抑え、CO2の排出を低減することが目的です。
技術供与先対応は東南アジアを担当し、当社が技術供与を行っている企業に対して、当社が決めた配合組成で品質の高い製品を作ってもらえるように指導をしています。